480万円借りた男が語る奨学金②-2貸与型奨学金
こんにちは、かろうしです。
このシリーズもようやく3回目ですね。
今回は、日本学生支援機構の第二種の
貸与型奨学金について書いていこうと思います。
第二種は第一種と何が違うの?
それは、返済時に金利を上乗せして
払わなければならないことです。
どんなに高くても年利3.0%以上になることは
ありません。
では、その利率はどのように算定されるのか。
利率の選定には2種類の方式があります。
- 利率固定方式(返済期間中利率が変動しない)
- 利率見直し方式(おおむね5年ごとに変動する)
の2種類です。
「利率見直し方式」の金利の基準になるのは
市場金利は民間の銀行の
預金金利は馴染みがありますね。
たまにお金を預けている銀行の
口座に入ってくるやつです。
さて、この市場金利を基準に算定している
私の返済例を挙げて説明したいと思います。
貸与利率についてはリンクを貼っておくので
そちらも参考にしてください。
(https://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/riritsu/index.html)
ちなみに僕は「利率固定方式」を選択しました。
2019年3月卒業なので利率は0.14%です。
「利率見直し方式」の方が利率が低いですが、
過去の利率を見てみると、
この0.14%もかなりの低水準です。
5年ごとにある利率の見直しの結果によっては
「利率見直し方式」の方が高くつくかもしれない
と思って「利率固定方式」にしました。
こちらの方が計算しやすいですしね。
そして、下の画像が私の月々の支払金額になります。
見てみると利子として払っているのは月々295円です。
ジュースを2本我慢するくらいで戻ってくる金額ですね。
私は240回払いですから利子の総額は
295円 × 239回 + 462円(最終回利子分)= 70,967円
となります。
高卒と大卒の給料は
うちの会社でも約5万円違ってきますから、
その差を考えれば元本を含めても安くなります。
加えて、これくらいの金額であれば無理をして
繰り上げ返済で利子を減らす必要もなさそうです。
今回の更新はこんなところで終わりたいと思います。
スカラネットのパスワードを家中探し回ってたら
前回の更新から時間がたってしまいました。
この記事が
第2種の奨学金を検討する一助となれば幸いです。
では、また。